| 平成4年5月28日五條地区医師会(当時)と県立五條病院の間で「病診連携及び地域医療に関する協定書」が調印され,同年6月1日五條地区における病診連携事業が開始されました。同年12月1日より平成7年3月31日まで、県下で最初の厚生省病診連携推進事業に選定されています。 |
| 病診連携の病診とは、病院と診療所のことです。病気で苦しむ患者さんのニーズに的確に答えるためには、病院と診療所はそれぞれの医療における特性を生かし、機能、役割を分担しつつ、患者さん本位の一貫した医療の供給に努めねばなりません。そのためには、地域における病院と診療所の機能が効果的に活用されるよう、日頃より緊密な連携を培っておく必要があります。五條地区医師会ではこの趣旨のもと、県立五條病院と協定を結び、病院北病棟2階に地域医療室の提供を受け、ここを拠点として、情報交換、研修会、高額医療機器の共同利用、開放型病床の利用等(県立五條病院は平成6年8月1日、県下で最初の開放型病院として厚生省より認定を受けています)を通じて連携を開始しております。 |
| 具体的には現在、五條市医師会員全員と国道168号線沿いの診療所の先生の合計36名が事業の登録医となっています。診療所に通院されていた患者さんに、病院でしかできない高度な検査が必要になった時、診療所から直接県立五條病院の検査担当科に連絡して予約を取ることができます。また診療所が紹介して入院された患者さんには、登録医が病院を訪れ、白衣に着替えて病室を訪問したり、カルテや検査結果を閲覧して、病院主治医と患者さんの病態について情報交換を行うことができます。研修会では主に新任の勤務医を講師に招き、登録医のための研修会が開催されます。最近、平成11年4月には第13回目の研修会が開催されました。その他、病診連携実施要項、病診連携登録医マニュアルには詳しく規定があり、年1、2回病診連携運営委員会が開催され、年度の実績報告等が行われています。 |